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Monday, November 13, 2023

【特集】ダンジョン探索&レストラン経営『Cuisineer』をプレイ!キャラも料理も魅力抜群なキュートな世界で、ゆったり楽しめる ... - Game*Spark

Marvelous EuropeとXSEED Gamesは、BattleBrew Productionsが手がけるローグライトアクション&経営シミュレーション『Cuisineer(キュイジニア)』をPC(Steam)向けにリリースしました。

本作は、ダンジョンクロウルアクションと経営シミュレーション要素が融合したレストラン経営ゲーム。主人公の冒険家・ポムが、閉店状態の実家のレストランを救うため、ダンジョンを探検して敵を倒しながら食材を集め、レストランでさまざまな料理を販売していきます。

レストランのあるパエルの町には、頼れる親友・ビスコッティやタピオカ売りの双子・ゼンズーとナイチャなど魅力的な住民たちが満載。町で発生するクエストをクリアすることで新たなレシピをアンロックしたり、新たなダンジョンに行けるようになり、冒険や経営の要素がどんどんパワーアップしていきます。

本稿では、ゆったりかわいい世界が楽しめる『Cuisineer』のプレイレポートをお届け。Game*Sparkでは、9月に開催された「TGS2023」で開発スタジオへのインタビューも実施しているのでこちらもぜひご覧ください。


両親が残した借金を返済せよ!

物語は、ポムの両親が世界旅行に出かける前に「ポムに会いたい」という手紙を受け取り、実家に向かうシーンからスタート。町へ向かうダンジョンでは、基本的な攻撃や移動アクションを学びます。道中でニワトリを蹴散らしながら進み無事に出口を発見、懐かしのパエルの町に到着です。

しかし実家のレストランには両親の姿はなく、家具も置かれていない状況です。そこに現れた親友のビスコッティから、ポムの両親が世界一周の旅に出るために家財道具を売り、すでに出発したことが伝えられます。ポムは残された家を守るため、実家のレストランを再開させることを決意します。

まずはビスコッティのアドバイスで家具の配置、調理のやり方などを学んでレストランの設備は整いました。ですが、レストランで何より重要なのは料理のための食材の確保。ポムは冒険家の経験から、最初に訪れたダンジョンから食材を見つけ出すことを思いつきます。

まずは、いなくなった両親が残した借金を返すことが第一目標。こうして思っても見なかったトラブルに巻き込まれ、ポムはレストラン経営のためにダンジョンと町を奔走する新たな生活をスタートするのでした。

ダンジョンで敵を倒して食材ゲット!

ポムが食材を調達する冒険の地は、植物が豊富な「新緑の遺跡」、火山に近い「マラの遺跡」、氷に覆われた「氷結フィヨルド」など、さまざまな気候や地形が待ち受けています。最初は一か所しか行けませんが、メインクエストを進めていくことで新たな場所はアンロックされていきます。

戦闘では近接と遠距離の使い分けが可能で、装備品によって攻撃方法や使えるスキルが変化します。各装備品には基礎ステータスだけでなく【ダメージを受けると相手にデバフを与える】【ダッシュ時に足元に氷を張る】など、さまざまなパッシブ効果を持つものも存在しています。

ダンジョン内ではモンスターを倒すことで食材をドロップします。例えば「新緑の遺跡」にいるニワトリを倒せば卵と白身肉が入手できます。マップ内の岩や木、箱を壊せば木材や石材などの素材や食材を入手することも可能です。受けたダメージは町の「タピオカ屋」から購入するタピオカミルクティーを飲んで回復しましょう。

各ダンジョンは複数の階層に分かれており、深く潜れば潜るほど高い収穫が期待できます。また、ボスや複数の敵が同時に襲ってくる「闘技場」と呼ばれるエリアもあり、クリアすれば食材や装備品が入っている宝箱が出現します。ただし、ダンジョンで倒されてしまうと入手したアイテムをほとんど落とすので注意しましょう。

ダンジョンの戦闘は結構難しく、慣れないうちは倒されてしまうことも珍しくありません。しっかりと装備強化をしておきましょう。一部のモンスターは感知範囲が異様に高く、一度見つかったら明らかに範囲外でも遠隔攻撃してくる部分は気になるので、修正してほしいところです。

本作では、ビスコッティから最初にもらう「お守り」を使えばいつでもダンジョンから脱出できます。ただしお守りの起動にはしばらく時間がかかるので、安全な場所の確保や状況判断は重要です。

レストラン経営で稼いだお金でさらなる設備投資へ!

無事に食材を確保したら、次はレストランをオープンしてお金を稼いでいきます。レストランパートでは、お客さんのオーダーを調理器具のキューに入れることで自動的に調理がスタート。完成した料理は配膳台に置かれ、基本的にお客さんが自分で持っていきます。食べ終わったお客さんからはレジで会計を受け取ります。

もちろん、あまり長い時間お客さんを待たせてしまうと怒り出してしまいます。経営パートは、調理係も会計係もすべてポムが行うワンオペ体制。店の規模が上がってくると「料理を持って行く必要がある貴族」や「会計支払いを忘れて帰ろうとする客」なども登場するようになり、さらに業務は増えていきます。

レジなど一部の家具は固定なので導線を考えよう。

レストランで稼いだお金は借金返済に充てるだけでなく、街の店で新しい家具や調理器具を導入、レストランの拡大、装備の強化などに使用します。ポムのインベントリ拡大とレストランの冷蔵庫拡大は、冒険の成果を増やせるので個人的には最優先するべき強化事項だと思います。

町には家具を買える「大工」や、回復アイテムを扱う「タピオカ屋」、装備に属性をつける「醸造屋」といったショップのほか、日替わりでさまざまなアイテムを販売する露店があります。それぞれの施設が冒険や経営を大きくサポートしてくれるので、資金に余裕があればどんどん買い物しましょう。

料理を揃えてタピオカミルクティーを研究。
タピオカ屋の姉妹はとても魅力的ですね。
余った食材を交換してくれる商人も。常駐してほしい。

町の人々と交流して新しいレシピをゲット!

ゲームが進行すると、パエルの住人からさまざまなクエストが受けられるようになります。クエストをクリアすることでレストランで使える新しい料理のレシピを入手可能。本作には100種類以上の料理が用意されていて「牛丼」「おにぎり」「お好み焼き」「カレーライス」など、日本料理もたくさんあります。

料理は調理器具によって作れる種類が異なるほか、アップグレードしなければ高いランクの料理を作ることができないので注意が必要です。初期のクエストで要求される「目玉焼き」は、大工でフライパンを購入しなければ作れません。調理器具を置ける数を増やすには店の規模を上げる必要もあります。

インパクト。

本作の基本的な流れは、これまで紹介してきた「ダンジョンで食材を調達」「レストラン経営でお金を稼ぐ」「稼いだお金を借金返済(メインクエスト)や施設充実に使う」の繰り返しです。ゲーム進行で料理やダンジョン、施設や新機能なども増えてゲームはどんどん充実していきます。

ゲーム内でやるべきことは多いですが、基本的にクエストには期限がないため、ゆったり遊ぶことができるのも『Cuisineer』の嬉しい部分。自分のペースで遊びたいことをして遊びましょう。

貴族を呼べるようになれば儲けもアップしますね。
タピオカ屋の姉妹はとても魅力的です(2回目)

ゆったりとダンジョン探索とレストラン経営を楽しむことができる『Cuisineer』は、キュートなキャラクターたちの魅力も抜群。クエストをこなして料理のレパートリーを増やしたり、インテリアにこだわったり、ひたすら装備の属性強化をしたり、さまざまな遊び方を楽しめます。

開発元であるBattleBrew Productionsのメンバー全員が「食べることが好き」で、その想いから生まれたという本作は、料理のグラフィックがどれも美味しそうに見えるのも特筆したい部分。クエストで料理のレシピが提示される際に「この料理はどういう部分が魅力なのか」をしっかりと語ってくれるのもユニークです。

美味しそう!

ただし、ゲームの仕様上どうしても一部の食材が余りすぎたり、クエストの場所が分かりづらかったりするといった気になる部分も。探索と経営、施設強化を繰り返していくゲームプレイ自体は楽しいのですが、細かい部分で不便だなと思う部分も少なくないので、今後改善されてくれるのを望みます。

開店と閉店の絵が本当にかわいい。
かわいい。

美味しそうな料理が沢山登場!キュートな世界観でゆったりダンジョン探索&経営が楽しめるスパ!


タイトル:Cuisineer
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC(Steam
発売日:2023年11月10日
記事執筆時の著者プレイ時間:10時間
価格:2,800円


スーパーマリオRPG -Switch
¥5,673
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

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