クリスマス用の駄菓子セット=鹿児島市の丸新玩具与次郎店
鹿児島市の宝石店「ROCCA鹿児島店」は、昨年と比べて来店数が伸びた。大門晶江店長(48)は「クリスマスを機に改めて感謝の気持ちを伝えたいとジュエリーを購入する人が増えている」と話す。「50年ぶりに妻への贈り物」「母に日頃の感謝を」など、例年より客層が多様化したという。
レストランもにぎわいそうだ。同市の「HIGH LINE」は12月22~25日にクリスマスメニューを提供する。12月上旬にはすでに予約が埋まった。今年は動き出しが早く8月に予約した人もいたという。
コロナの制限はなくなっても家で過ごす人が少なくないと予想する総菜店も備えは十分だ。瀬戸口精肉店山形屋店(同市)の総菜売り場では、コロナ下のクリスマス期間中、ホームパーティー需要が高まり、看板商品のローストチキンの売り上げが伸びた。通常は1日400~600パックほどだが、昨年は12月23~25の3日間で約3700パックを売り上げたという。
同店の瀬戸かおりさん(57)は「去年以上の売り上げを確保したい」と意気込む。防腐剤を使わないため当日に焼き上げる必要がある。「一年で一番売れるのが24日。午前2時から閉店まで調理機をフル回転させる」と力を込めた。
学校や地域のクリスマス会にも再開の動きがみられる。「去年は様子見の感じだったが、今年は景品を買いに来るお客さんが増えた」と話すのは丸新玩具(同市)の新内あずみさん(26)。
与次郎店では駄菓子セットや小さめのおもちゃなどが12月上旬頃からよく売れ、売り上げはコロナ前の7割ほどに回復したという。
同市郡元一丁目の公務員浦崎雅子さん(50)は、校区のあいご会主催のイベントの景品を買いに訪れた。「子どもたちはとても楽しみにしている」と笑顔だった。
からの記事と詳細 ( 今年こそ堂々とクリスマスパーティーできる…レストランは予約好調、プレゼント買い求める客も増える | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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