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Saturday, March 28, 2020

能登町のレストラン やみつき いかそぼろ丼 - 中日新聞

能登いかどんを手に「甘辛くやみつきになる味わいを楽しんで」と話す橘礼子さん=能登町松波で

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 能登町松波のレストラン「汝惚里(ナポリ)ダイニング」が、地元産のスルメイカで作るオリジナルレシピ「いかそぼろ」を使った丼料理「能登いかどん」を開発し、人気を集めている。かつて同町小木港のイカ漁師だった店主の橘豊毅さん(58)と妻の礼子さん(同)は「刺し身以外にもおいしい食べ方はたくさんある。素朴ながらやみつきになる味わいを楽しんで」と話している。(加藤豊大)

スルメイカ 甘辛く煮付け

 能登いかどんは、それぞれ食感の異なるスルメイカの身や足、耳を細かく刻み、かば焼きのように甘辛く煮付けてそぼろにし、ご飯に盛り付け。蒸し上げたイカの輪切りも同じ味付けをしてのせた。季節の小鉢が付いて税別千五百円(しばらくは期間限定のお試し価格の同千円で提供中)。

 これまで同店では、小木港直送のスルメイカの刺し身を、単品で提供していた。四月二十二日に観光交流施設「イカの駅つくモール」が同町越坂でオープンするのを前に、多彩なメニューを作ろうと昨年十一月にいかそぼろを開発した。

 同町宇出津港で水揚げされたスルメイカを使用し提供を始めたところ、観光客のほか地元の高齢客らからも「やわらかくて食べやすい」と人気を集めている。

 豊毅さんと礼子さんは「イカの駅オープンで増える町外からの観光客らにも、能登のスルメイカの魅力を知ってもらうきっかけにしたい」と話した。

 同店は火曜定休。(問)汝惚里ダイニング0768(72)1800

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