授賞式オープニングのワンシーン。何度も調整した色合いも良く出てホッとした瞬間=高崎市で |
三月二十二日、高崎市内のホテルで第三十四回高崎映画祭授賞式が執り行われた。例年と会場も違えば、無観客でのインターネット中継ということで、各所担当者も皆手探り状態だった。皆さんの知恵と経験とで次々に課題や検討項目を改良していき、直前までリハーサルを繰り返す。
そして迎えた本番。スタッフはマスクの下からも皆笑顔を絶やさず、出入りの際には消毒液を吹きかけるのも板について、それぞれが大切な時間を使っている意識を持って過ごせたように思う。
今回は授賞式会場に入る人数も極力減らしたので、中に入れない関係者、映画祭スタッフにはそれぞれ別室で、一般観客の皆さんと同じようにインターネット中継を見ていただくことになった。始まる前までは、物々しい雰囲気になるのも致し方ない、と覚悟していたけれど、会場内で皆さんが作り出す雰囲気には、そうしたものはなく、とても和やかで楽しい時間を共有できたように思う。
受賞者の皆さんもそれぞれが今の状況下に触れながら、この日を迎えられた喜びや、映画に対する熱い思い、そして未来への希望をスピーチしてくださった。関係各位の皆さん、そして中継を見てくださった皆さん、日頃から支えてくださる映画ファンの皆さんにこの場をお借りして深謝申し上げたい。
帰路に就く頃、過去に高崎映画祭に来てくださった俳優や監督、関係者から「中継見ていたよ」というご連絡を次々に頂いた。お久しぶりの方も多く、思わず連絡したくなったという言葉にジンとする。どんなときでも映画を介して人とつながれる幸せをかみ締めた記憶に残る一日になった。
さて。つれづれな思いをしたためさせていただいた「そふとフォーカス」も今回で終了となる。なんとなく、煩悩の百八を数えたいなと思っていたのだけれど、その手前で終えることになった。今年の映画祭も三十五回の一歩手前。次に行くための一呼吸があるようでいい。読者の皆さま、ありがとうございました。また、いつか新しい一歩をご一緒できる日を楽しみに。(シネマテークたかさき総支配人)
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March 29, 2020 at 05:54AM
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志尾睦子のそふとフォーカス> (最終回)つながりを感じる日:群馬(TOKYO Web) - 東京新聞
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