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Thursday, July 23, 2020

静岡最終回突き放す 2020夏季静岡県高校野球大会3回戦 静岡―知徳|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

静岡―知徳 7回表静岡2死一、二塁、神谷が決勝打を放つ=清水庵原球場

 ▽3回戦(清水庵原第1試合)
静岡 
0001005―6
0001000―1
知徳 
▽二塁打 池田、相羽(静)
▽試合時間 1時間40分

 【評】静岡が最終回に知徳の主戦葉桐を捉え、決着をつけた。
 静岡は同点で迎えた七回、鈴木壮の内野安打と和泉の犠打、吉崎の四球などで2死一、二塁とすると、神谷の中前適時打で勝ち越し。長短4連打で突き放した。先発松本蓮は散発3安打に抑えた。
 知徳は杉崎、葉桐らの継投で接戦に持ち込んだが、打線が援護できなかった。

 ■神谷しぶとく決勝打
 同点で迎えた最終回、静岡打線が一気に畳み掛けた。下位がつくった2死一、二塁の好機を、上位が長短4連打でものにし、一挙5点で勝負を決めた。殊勲打は神谷。知徳の主戦葉桐に2ストライクと簡単に追い込まれたが、3球目の浮いたスプリットをしぶとく中前に運び、塁上でこぶしを握りしめた。
 流れはむしろ相手にあった。いい当たりは好守に阻まれ、失策絡みで失点。静岡の左腕松本蓮が粘投を続けたが、知徳も先発左腕杉崎が想定通りの「1巡」を無失点で切り抜け、葉桐につなぐ盤石のリレーだった。「(葉桐は)四球で点が取れる投手じゃない。どこかで打たなければ、試合は動かないと思っていた」と神谷。
 七回2死の勝機を逃さなかった静岡のリードオフマンに、敵将の初鹿監督も「一番いい打者として警戒していたが、あそこでものにするのはさすが」と脱帽。神谷は「夏はみんな必死だから、競った試合になる。それをものにできるように練習してきた」と冷静だった。 

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July 24, 2020 at 06:35AM
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