将棋の「第14回朝日杯オープン戦」本戦トーナメント準々決勝、渡辺明名人(棋王・王将=36)対永瀬拓矢王座(28)戦が16日午後2時から名古屋市の名古屋国際会議場で行われた。対局は午後3時49分、129手で先手の渡辺が勝ち、ベスト4一番乗りを果たした。渡辺は午前10時から行われた1回戦で野月浩貴八段(47)、永瀬は佐藤紳哉七段(43)をそれぞれ下していた。王将戦7番勝負では渡辺が永瀬の挑戦を受け、第1局(1月10、11日、静岡県掛川市)では先勝している。
明日17日午前10時から同所で行われる1回戦では、地元愛知県瀬戸市出身の藤井聡太2冠(18)が登場。大石直嗣七段(31)と対戦する。同時に豊島将之竜王(叡王=30)対飯島栄治七段(41)戦も行われる。それぞれの勝者同士が、同所で同日午後2時から予定されている準々決勝で激突する。
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