ジャニーズ事務所は16日、多くの人気グループを輩出してきたジャニーズJr.に、“22歳定年制”を導入することを発表した。公式サイトで、「満22歳到達後の最初の3月31日までに、ジャニーズJr.としての活動継続についてジャニーズ事務所との合意に至らない場合は、ジャニーズJr.の活動としては同日をもちまして終了とさせていただくことといたします」と説明。制度改定は2023年春からだが、現状で2年後に22歳となるメンバーを含むユニットや一部の個人については、新制度開始後の活動継続がすでに決まっているという。
故ジャニー喜多川前社長が発案し、かつては滝沢秀明副社長(38)がけん引した、アイドル育成機関のジャニーズJr.。現在はTravis Japan、HiHi Jets、美 少年らが活躍し、東西合わせて200人以上が所属しているとされる。
これまで“定年制”がなかったため、「一般的に人生の岐路と言われる年齢を迎えたJr.が、適切な進路を決定し難くなっているのではないか」との懸念が、導入のきっかけになった。従来は基本的にCDデビューをもってJr.卒業扱いとなり、俳優業をメインとしているメンバーは30代になると『Jr.』の肩書が取れることが多かった。
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