ハノイ旧市街に12月1日、シンガポールスタイルのサービスアパートメント「Ben's Home(ベンズホーム)」(1 Ngo Thi Sach, Pham Dinh Ho, Hai Ba Trung, Ha Noi)がオープンした。 (ハノイ経済新聞) 【写真】「Ben's Home」の客室 施設名はスコットランドで一番高い山「ベン・ネビス(Ben Nevis)」に由来する。「最高品質のサービスをお客さまに提供したいという思いを表している」と社長のヅ・ティ・ハイン(Chu Thi Hanh)さん。シンガポールスタイルとは「機能性から生まれる美しさ」がコンセプトで、使いやすさや便利さを高く評価する一方、デザインそのものはシンプルなものだという。 2年がかりで設計・建築したビルは8階建てで、各フロアの面積は約100平方メートル。屋上にはヨーロピアン料理のレストランがあり、地下にはパブがある。 バルコニー付きで広めの客室6室と窓付きで狭めの客室7室の全13室から成る。モダンなデザインスタイルで、キッチンや浴室、スマートテレビ、家具、家電、食器などを備える。「お客さまは自宅にいるような温かい空間を感じるはず」とヅ・ティ社長。 宿泊料は1泊=50万~120万ドン(1カ月=900万~1,500万ドン)。月単位で利用する場合は、掃除やクリーニング、ベッドリネンの交換などを週2回行う。週1キロまでは衣類のクリーニングが無料となり、1キロを超える場合は1キロにつき約2万3,000ドン。 ヅ・ティ社長は「旧市街の中心地にあって、周りにはレストランやバー、マッサージ、ストリートフードなどもたくさん集まっている。ハノイを観光したい方はもちろん、仕事用の空間が欲しい方もぜひ利用いただければ」と呼び掛ける。
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