深谷ネギなど地元産の野菜を使った料理を提供するレストラン「NOLA(ノーラ) 深谷のめぐみ食堂」が二十五日、深谷市岡の「道の駅おかべ」内にオープンする。旧渋沢邸「中の家(なかんち)」など地元出身の実業家・渋沢栄一(一八四〇−一九三一年)の関連施設に近く、新たな観光拠点として期待されている。市の第三セクター「ふかや物産観光」が運営する。
店名は緑豊かであることを示す「野良」と、イタリア南部の都市「Nola(ノーラ)」から。店内に約百四十席のほか、テラス席もある。
メニューは地元産野菜を使ったビュッフェ形式のサラダバーや、イタリア風や中華風にアレンジした郷土料理の煮ぼうとう、深谷ネギのピザや深谷牛のビーフシチュー、ハンバーグなどを用意。地酒も味わえる。中田正信料理長は「食材が豊富な深谷の良さを堪能してほしい」と話している。
同市は、全国有数の産出額を誇る野菜を前面に出して観光客を呼び込む街づくり「ベジタブルテーマパーク フカヤ」構想を展開。今回のレストラン開店も「儲(もう)かる農業都市」構築事業として連携させていく。 (渡部穣)
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