「イタリア料理 フラットリア 高田馬場」(新宿区高田馬場1、TEL 03-3205-9182)が、階下にイタリアンデリ・テークアウト専門店「デリ フラットリアーノ」を9月28日、オープンした。(高田馬場経済新聞) 【写真】チーフシェフの大貫成規さんとスタッフの皆さん 「フラットリア」は「気兼ねなき空間で 安心で安全な本物の食を」をコンセプトとするリストランテ。コピーライターの眞木準さんが命名した。イタリア語の「trattoria」と「flat」を語源に、本物のイタリアンを心から気兼ねなく楽しんでほしいという思いが込められている。 「デリ フラットリアーノ」では、「フラットリア」のキッチンで同店のシェフが料理する総菜・パスタ・スイーツなどをテークアウトとイートインで提供する。食材もフラットリアで使用する契約農家から届く有機・無農薬野菜ほかフラットリアと同様の食材を中心に使う。 チーフシェフの大貫成規(まさき)さんは、早稲田大学理工学部4年生の時にイタリア料理の道を志し、卒業後、外苑前の「ラ・パタータ」に就職。その後イタリアへ渡り、星付きレストランなどで研さんを積む。2014(平成26)年に入社。現在、チーフシェフを務める。在日イタリア商工会議所が国内のプロのイタリア料理人を対象に行う全国イタリア料理コンクール「The Authentic Italian Competition2019」で大賞受賞の経歴を持つ。 大貫さんは「イタリア北部には、ロスティッチェリアという総菜専門店がある。自分の好みで料理を選んで手軽に食べることができる。まちの総菜店は近所の人たちが日常的に利用してくれる店でなければ成り立たない。だからロスティッチェリアの料理は、どの店も手頃な値段でおいしい。いつかこういう店をやりたいと思っていた」と話す。 フラットリアでは、昨年春から新型コロナウイルスによる外食控えに対応して、新しくさまざまな取り組みを行ってきた。2020年3月からコース料理のテークアウトを始め、その後、1,000円で提供するパスタランチボックス、メイン料理付きのテークアウトボックスなどのテークアウト商品を販売。今年4月からは、平日夕方から外売りテークアウトで総菜を定常的に提供してきた。これらの取り組みが好評を得たことが「デリ フラットリアーノ」出店の契機にもなったという。 デリカメニューは、トスカーナ風レバーのパテ「フェガティーニ」(450円)、イタリア風オムレツ「フリッタータ」(480円)、シチリア風イワシのパン粉包み焼き「ベッカフィーコ」(520円)、ミラノ風カツレツ(150グラム=900円)、ポルチーニ茸(たけ)のリゾット(1,200円)など。オーソドックスなイタリア料理のほか、パスタ・サンドイッチ、自家製フォカッチャなどを用意する。 デザートメニューは、イタリアの伝統的なレシピで作る「ティラミスアモーレ」(600円)、奥久慈卵を使った「なめらかプリン」「キャラメルプリン」「エスプレッソプリン(以上380円)など。 席数は10席。店舗は1階で、ベビーカーや車いすでも入りやすいよう動線を確保している。 大貫さんは「デリ フラットリアーノでは、総菜・パスタ・パンなど並んだ料理を、時間を気にせず、好みや体調に合わせて自由に選んで自分の好きな食べ方ができるようにしたい。フラットリアでは、テーブルに運んだ時に一番おいしく食べてもらえるように料理する。テークアウトの料理は時間がたってもおいしく食べてもらえるよう調理法も工夫する。レストランでも家庭でもおいしい料理を楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。 営業時間は11時~21時。
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