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Sunday, April 10, 2022

【経済インサイド】活況のゴーストレストラン ローソンだから参入できる理由は - 産経ニュース

ローソンがゴーストレストランで提供する「チキンオーバーライス」(同社提供)
ローソンがゴーストレストランで提供する「チキンオーバーライス」(同社提供)

客席を持たず、デリバリーで料理を提供するサービス「ゴーストレストラン」。新型コロナウイルス禍で苦しんだ外食企業が関心を寄せるこの業態に、コンビニエンスストア大手のローソンが本格参入する。既成のコンビニ弁当ではなく、他の出前サービス同様、オーダー後に調理した「できたて」が届く仕組み。全国に店舗を持つコンビニの参入はユーザーの選択肢を広げてくれるが、どのコンビニでも参入が可能かといえばそうでもなさそうだ。ローソンを後押しした要素とは。

ローソンは昨年11月から東京・飯田橋の店舗で、ニューヨークで人気の屋台メニュー「チキンオーバーライス」を実験販売している。早速、注文しようとデリバリーサービスのアプリを開くが、店舗名に「ローソン」の文字はない。「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」がゴーストレストランとしての店舗名で、ユーザーからは専門店のように映る。

ゴーストレストランは客席がないことから、同じ拠点でメニューごとに複数の屋号を持つケースや、実店舗を持っていても異なる屋号で運営するケースがある。事業開発部の吉田泰治部長は「物理的にはローソン1店舗だが、ゴースト展開することでオンライン上に複数の導線を持てるメリットがある」と説明する。

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