南九州市で、廃校になった中学校の一部が建て替えられ、レストランやオフィスなどが入った複合施設に生まれ変わりました。
地元では人口減少対策につながると期待が集まっています。
6日から南九州市の川辺町に開業する新たな施設は、地元の山の名前から「TANOKAMI STATION」と名付けられ5日報道陣などにお披露目されました。
40年以上前に廃校となった旧川辺中学校の外壁を塗り直し、内装も大幅にリノベーションしたもので、1階にはレストランが入ります。
ここでは、地元の食材を積極的に使うということで、5日は川辺産のそば粉を使った生地を薄く広げて焼くガレットと呼ばれるフランス料理などが紹介されていました。
秋にはレストランの隣にビール工場もオープンし、作りたてのビールを提供する予定だということです。
また、2階は貸しオフィスや会議室などになっていて、コロナ禍でテレワークが広がる中、場所を選ばない働き方のニーズを捉えるのが狙いだということです。
南九州市では、2060年までに人口が現在のおよそ半分のおよそ1万6千人になると予測されていて、こうした施設が地域の外から地域づくりの担い手となる「関係人口」の創出や、企業の誘致、地元の農家などとの連携につながると期待されているということです。
施設の整備を行った廃校活用事業を進めている社団法人の坂口修一郎代表理事は「ここで仕事をして、同じ食べ物を食べるなかで結びつきが強まり、新しい仕事が生まれてくるといいと思います」と話しています。
からの記事と詳細 ( 南九州市の廃校 レストランなどの複合施設に生まれ変わり|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp )
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