BEET EATは、店主自らが山で仕留めたジビエをメインに提供するカウンタースタイルのレストランだ。
店主の竹林久仁子さんは、自身のアレルギーがきっかけでマクロビオティックを学び、ストイックな菜食生活をするなかで狩猟と出合った。
「もともと、ひどいときは救急車で運ばれてしまうくらいの食のアレルギーがあり、動物性のものと添加物に対して神経質になったのがきっかけ。オーガニックの野菜は東京でも手に入るけど、自然なお肉って売っていないんです。自分で食べるための手段として、山に入るように。猟をすると自然が身近になり、考えることも増えました。たとえばメディアで『害獣』という言葉がジビエと一緒に語られることがありますが、そもそも山は動物たちの場所であり、人間が害と呼んでいるだけ。林業の衰退や山の開発で行き場がなくなった動物が畑に下りてきてしまうのも、山を放置した人間が原因をつくり出しているんです。花粉症や土砂崩れといった問題も連鎖しています」。
からの記事と詳細 ( 世田谷・BEET EAT──地球を味わう実験的レストラン4店その3 - GQ JAPAN )
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