新型コロナウイルスの流行が一段落したシンガポールで、日本の地方自治体によるセールスが再び活発になってきた。日本人気の高いシンガポールを足がかりに成長を続ける東南アジア市場を攻略しようと、あの手この手の売り込みが始まっている。
メバチマグロのマリネ、海ブドウとオナガダイのサラダ――。昨年11月下旬、シンガポールを代表するホテル、マリーナベイ・サンズのレストラン「WAKUDA」で、沖縄県産の食材を使った試食会が開かれた。
招かれていたのは、地元のフードジャーナリストら。シンガポールの経済紙ビジネスタイムズでレストラン批評などを手がけるジェイミー・イーさんは「日本の食材はどれも人気だが、まだ知られていないものも多い。今回のような、学びのきっかけが大事なのだと思う」と言った。
人口約550万人、面積は東京都23区よりもやや大きい程度のシンガポールだが、日本食の人気は高い。特にこの10年でその人気は加速しており、日本食レストランは1252店(2021年6月時点)にのぼる。
■日本の食材「世界の料理人が…
からの記事と詳細 ( 日本食レストラン1200店のシンガポール 自治体セールスも活発に:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/tmxRden
No comments:
Post a Comment