エイチ・アイ・エス（9603）は19日、2019年11月～20年4月期の連結最終損益が34億円の赤字（前年同期は49億円の黒字）になったと発表した。従来予想は8億円の黒字で、一転赤字に転落した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出の自粛や航空便の運休で、旅行の需要が大幅に減少した。
売上高は前年同期比9%減の3443億円と、従来予想（1%減の3750億円）から下方修正した。テーマパークのハウステンボス（長崎県佐世保市）の臨時休園も響いた。従来は24億円の黒字を見込んでいた営業損益も、14億円の赤字（前年同期は89億円の黒字）に転落した。
20年10月期通期の業績予想は、新型コロナによる影響額を精査中としている。「開示が可能となった時点で速やかに開示する」という。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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June 19, 2020 at 01:47PM
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HISの11～4月期、最終赤字34億円 新型コロナで旅行需要急減 - 日本経済新聞
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